蚊取り線香はもう古い?
それならエッセンシャルオイルを使った虫よけスプレーはいかが?
BBQや、アウトドア、お庭で花火をするときにも「虫除け」は必須。直接肌にスプレーするのが主流です。でも…市販の虫除けスプレーには化学成分が入っていること知ってますか?
小さなお子さんやご自身にも使用するのはちょっと心配。という方 増えています。
エッセンシャルオイルで手軽に虫除けスプレーが作れるんです。
虫の嫌がるエッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルは、殺虫剤のように虫を殺す働きはありません。しかし、特定のオイルの香りを虫が嫌うため、刺されにくくすることができるんです。数年前まで、エッセンシャルオイルを使って虫よけができることは、あまり知られていませんでしたが、
有害性の心配される虫除け剤は使いたくない。と、いう方にはおすすめなのです。
- 【虫除け効果のあるエッセンシャルオイルの代表】
★シトロネラ
…虫が嫌うシトロネラールの代表。古くから蚊帳に編み込まれていました。レモンのような親しみやすい香りが特徴です。
- ★ユーカリ
- …昆虫忌避作用のあるシネオールという成分多く含まれています。ユーカリトプールいう別名もあります。
★レモングラス
- …蚊や虫が嫌う香り成分、シトロネラールやシトロネロールを多く含有し、虫除けに効果を発揮。名前の通りレモンに似た爽やかな芳香にやや甘さを含む香りです。
- ★ゼラニウム
…主な成分シトロネロールは蚊が嫌がる香りで有名です。虫をよせつけない作用や、痛みや炎症を抑える働きもあることから、虫よけだけでなく、虫刺されにも役立ちます。
どのエッセンシャルオイルを使っても同じ成分が入っている為、効果にそれほど大きな差はないと言われています。どれか一つだけを使ってもいいですし、複数のものをブレンドしても大丈夫です。ご自分の香りの好みで選んでください。香り重視の方はペパーミントやラベンダーを数滴入れてお好きな香りで作るのも楽しいですよ。
- ★ゼラニウム
- ●虫除けスプレーの作り方(約50mlを作る場合)
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- キャリアオイル5mlにお好きなエッセンシャルオイル10滴を加え、よく混ぜ合わせます。
- 水、45mlを加えます。
- 使用前に毎回良く振ってからお使いください。
(スプレーを釣っている感じの写真を探しています)
- ●水道水でOK
- 虫除けスプレーの場合は、スキンケア目的ではありませんので、水道水で問題ないです。心配な方は精製水をお使いください。
- ●必ずキャリアオイルを入れてください
- お水だけだと、肌なじみがよくありません。必ずキャリアオイルを入れてください。キャリアオイルは何を使っても作ることはできます。手軽に手に入るホホバオイルやココナッツオイルがお勧めです。その他のオイルでも全く問題なく作れます。
- ●エタノールを使ってもOKです
- キャリアオイルの代わりに、無水エタノールを使うこともできます。お好みでどうぞ。
●まめにスプレーする。
- 蚊などの虫は、エッセンシャルオイルの香りを嫌がって近づかなくなります。つまり、香りが残っている間は効果がありますが、なくなってしまうと効果もなくなってしまうのです。このため、まめにつけなおすようにしてください。
- ●スプレーは2週間程度を目安に使い切る
- 水と混ぜ合わせたエッセンシャルオイルは長持ちしませんので、作ったスプレーは2週間を目安に使い切るようにしてください。
※化学物質「ディート」について。
ディートは、蚊やダニなどの吸血タイプの虫に対して忌避(嫌って避けること)効果のある化学成分です。市販で売られている大半の虫除けスプレーに使用されています。使用上の注意に記載された使用回数を守ることが大切なのですが、高濃度で長期間の摂取した場合、まれに人体に影響が出る場合あるという報告も出ています。
(ディートについてはカットして頂いても良いです…)
横浜/青葉台アロマセラピストのKeiでした。
2018.7.4にLastoria〜ラ・ストーリア〜に掲載されたコラムです。