栄養学ではないですが…
必要な「5大栄養素」ってすぐ言えますか?
★人は「栄養素」を摂取し続けないと、生きていくことができません。「栄養素」は、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」は、「五大栄養素」といい、カラダにとって大きな役割を果たしています。
-
たんぱく質
カラダのあらゆるパーツをつくる材料
たんぱく質は、筋肉や骨、髪の毛、血液などカラダのあらゆるパーツをつくる材料です。また、エネルギー源にもなるほか、代謝に欠かせない酵素、細菌やウイルスと戦う抗体、ホルモンの材料としても重要な役割を担っています。
たんぱく質(アミノ酸)は、体内のあらゆるところに存在し、物質の運搬や情報の伝達、栄養素の貯蔵などにも関わっていますが、体内に十分に貯蔵することができないため、毎日の食事で欠かさずとることが必要となってきます。
-
脂質
エネルギー効率No.1!
脂質は、少量でも多くのエネルギーを得ることができる効率のよいエネルギー源です。また、それだけでなく、細胞膜やホルモンなどの材料になるといった重要な役割を担っています。
とりすぎてしまった脂質は中性脂肪として主に脂肪細胞に貯蔵されます。貯めすぎてしまうと、肥満や脂質異常症、メタボリックシンドローム、動脈硬化などといった生活習慣病を引き起こしてしまうことで、少し注意が必要です。
-
炭水化物
生きるための主たるエネルギー源
食事から摂取するエネルギーの約60%が炭水化物だといわれています。炭水化物は主にお米やパン、パスタなどの主食からとることができます。
炭水化物のなかでも代表的なブドウ糖は脳のエネルギー源。ブドウ糖が不足することで、脳のパフォーマンスが落ちて、ぼーっとする時間が増えることも。一方で、過剰摂取した分は脂肪に変わって肝臓や脂肪細胞に蓄えられるため、肥満や糖尿病などのリスクが高まります。ここでも注意が必要です。
-
ミネラル
体内で合成できない栄養素
栄養素としてのミネラルは、カラダの構成成分であったり、カラダの働きを正常に維持したりと、生命の維持に必要な元素を指し、カルシウムや鉄、ナトリウムなどがあります。
体内でつくり出すことができないため、日々の食事によって摂取する必要があります。
-
ビタミン
必要量は微量でも欠かせない役割をもつ
ビタミンは、たんぱく質、脂質、炭水化物と違ってエネルギーにはなりません。しかし、さまざまな生理機能の維持や、エネルギーやカラダをつくるための代謝の補助など、カラダのなかの作業がスムーズに進むためのサポート役として機能します。
ビタミンもミネラル同様、体内では合成できないものがあり、できるものも必要分には満たないため、必ず食事から摂取する必要があります。