聖夜にふさわしい神秘の香り

街のイルミネーションもクリスマス一色♬

今年のクリスマスはどこで、どう過ごしますか?
家族と?恋人と?誰と どう過ごすかはとても大事……なこと♪

今回は聖夜にふさわしい香りの「フランキンセンス」をご紹介します。
素敵な香りとともに、思い出に残るクリスマスになりますように。

イエス・キリストが誕生したとき、星に導かれてベツレヘムにやってきた東方三賢人(博士・賢者)が、イエスに捧げたものがあります。
それが、「乳香(フランキンセンス)・没薬(ミルラ)・黄金」です。(新約聖書マタイによる福音書2章11節)
乳香は偉大なる預言者、没薬は大商人、黄金はこの世の権力者を象徴しているとされています。

フランキンセンス

古い歴史があり、とても貴重なフランキンセンス。「乳香」と聞くとご存知の方もいらっしゃいますよね。紀元前4000年にはすでに使われていたことをご存知の方も多いはず…。実は栽培ができない木なのです。

クレオパトラが美の為に使っていたとも言われ、さまざまな美容効果があることでも有名

肌の引き締め効果、しわが深く刻まれないようにする効果もアリ。フランキンセンスには肌の再生を活性化させる作用があり、これがしわを浅くしたり、肌を引き締めて‭たるみを取る効果が見込めます。

使い続けることで肌のターンオーバーが正常になるので新陳代謝もよくなって肌の若返り効果もクレオパトラは、目元パックとして使用していたそうです。

ボスウェリア属の低木の樹脂であるフランキンセンスは「オリバナム」とも呼ばれ、ほんのり甘く、酸味を含んだウッディな香り。樹脂なのでそのまま焚いてお香として使うこともあります。気分を静かな高揚へと導くため、YOGAや瞑想にも適しています。
聖夜にはふさわしい香りの代名詞です。

他のエッセンシャルオイルと組み合わせて使う場合はフローラル系(ラベンダーやゼラニウム)、柑橘系(オレンジ等)と相性が良い香りで、混ざりあうことでベースノートとして長時間香ります。

今年のクリスマスはフランキンセンスの高貴な香りに包まれてお過ごし下さいね。

 

横浜/青葉台アロマセラピストのKeiでした。

2017.12.20 Lastoria〜ラ・ストーリア〜に掲載されたコラムです。

上部へスクロール