今さら聞けないアロマのいろは♫

はじめまして、横浜/青葉台でアロマとパワーストーンで
癒やしと健康のプロデュースをしているアロマセラピストのKeiです。

「アロマ」と言う言葉を聞いてあなたは何を思い浮かべますか?

香り全体のことをなんとなくイメージする方が多いと思うし、洗剤からビールまで「アロマの香り」ってうたい文句をよく耳にします。

私は、庭に咲くラベンダーの香りが大好きです。この時期になると薔薇やハーブの良い香りがすると、つい足を止めてお花を眺めたり香りを楽しんだりしてしまいます。

香りは日常のどこにでもあるものです。 そんな香りの使い方を La storiaの中で、毎回知って頂ければ嬉しいです。

「香りを生活の中に取り入れ、香りを自分の味方にしていく」ってわくわくしませんか? 初回は
ハーブとエッセンシャルオイルの豆知識をご紹介します。
ハーブ(Herb)の語源は、ラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来しています。 地球上の、山や森、野の草、大地の緑、草花、熱帯雨林にある植物……。 植物すべてがハーブになってしまいますね(笑)

ハーブは「香草」とよばれる場合もあり、すべてのハーブには香りがあるような印象を受けます。 ヨーロッパ中世の時代に、香りを持つハーブが魔よけになると信じられ珍重された伝統から、現代でも主だったハーブに個性的な香りを特徴とするものがたくさんあります。 香料植物としてはもちろん、特に料理に用いるものや美容化粧品に加えるハーブのほとんどに、好ましい芳香を放つ種類が集中しているので誤解されやすいのですが、「香草」はハーブとイコールではないのです。香りがなくても効果があるハーブもあるんです。香りがないと、香草とは言わないですものね。
これを踏まえると、「ハーブとは植物の葉や実、根を乾燥させて暮らしに役立てているもの。」と考えらてれています。

ハーブの香りの正体は植物にごくわずかに含まれる精油(エッセンシャルオイル)で、複雑多様な化学組成をもち、その成分で構成されるこの精油を正しい使い方で用いれば、私たちの心や体にさまざまなプラスの効果を発揮するのです。

そしてエッセンシャルオイル(精油)とは、自然植物の花や葉、木部、果皮、樹皮、根、種子などの部分に存在する天然の芳香成分のことで、その植物の香り成分が凝縮されて含まれています。 天然純度100%のものだけが「エッセンシャルオイル(精油)」と呼ばれ、何らかの混ぜものが加えられたり、植物の香りに似せて人間の手によって作られたものとは明確に区別されていますが、表示をよく見たり意識して注意をしないと解りにくいのが現状なのです。

例えばペパーミント。葉っぱの表面を触るとべたべたしてるのご存知ですか?このベタベタのところを「油のう」と言うんです。そして、この部分だけを抽出したものが、ペパーミントのエッセンシャルオイルとなるのです。パワフルなはずですよね!

人工的に香り付けされたオイル(フレイグランスオイル、ポプリオイル、アロマオイルなどの名称で販売されています)も、エッセンシャルオイル(精油)と似た形で小さな瓶に入れて販売されているため、混同してしまいがちです。100%の純度ではないものは本来の植物のもつパワーは半減されているのです。

植物から取り出したエッセンシャルオイル(精油)を様々な方法で用いることで、その働きを心身に取り入れる自然療法がアロマテラピーなのです。

如何ですか?エッセンシャルオイルについて興味を持って頂けたらとても嬉しいです。次回からは、実際にどんな使い方があるのか?等、季節に合わせて試してもらいたいおすすめのオイルを紹介していきます。
楽しみにして下さいね。

2017.6.6  「Lastoria〜ラ・ストーリア」に掲載されたコラムです。

 

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